NEM通信
Nikko Electric Machine 通信
インターネット版デジタルエッセイ
2002 No.6
こんにちは^−^ こちらはNEM通信編集部です。
今回のNEM通信は 突然電気が切れたらどうするのです。
電気が切れる原因にはいくつかあり、
電気の使いすぎ 漏電をしている 器具の故障 電力会社側の異常
などです。
電気が切れたら、まず外を見てご近所さんの様子をうかがって下さい。ご近所さんも電気が切れているようだったら電力会社側の異常と考えられるので、しばらくそのまま待つか、電力会社に連絡してください。
ご近所さんの電気はついていて自分のところだけが切れているようであれば、家の中に分電盤(配電盤)というブレーカ(ヒューズ)が集まったところがありますから、そこを見てください。
分電盤(配電盤)
※この他、縦型やデザインによって見た目が違う場合があります。
@ 契約ブレーカ A 漏電ブレーカ B 漏電表示ボタン C つまみ D テストボタン E 配線用遮断器
〜 @ 契約ブレーカ ・ E 配線用遮断器 が落ちている場合〜
器具の故障以外で @ 契約ブレーカ が落ちているときは、全体でブレーカーに表示されている数字以上の電気を使っている(使いすぎている)ので、
必要のない器具の電気を消してからブレーカを上げます。または電力会社に連絡して使える電気の量を増やすことができます。
E 配線用遮断器 が落ちているときは、その回路の電気の使いすぎとブレーカの故障ですので、必要のない器具の電気を消すか、電気工事店に見てもらってください。
ここでワンポイント
たいていの電気製品は電源を入れたときが一番電気を使うので、時間差で、使う時間をずらすようにすればブレーカーの落ちる心配は少なくなるでしょう。
ここで、電気製品の中で特に電気をたくさん使うものをあげると、ヘアドライヤー、エアコン、ホットカーペット、ホットプレート、電気炊飯ジャー、電子レンジ(オーブン付も含む)などなどです。
ヒーターやモーターを使った製品でたくさんの電気を使うものが多い)※必要のないときは消しましょう。
〜 A 漏電ブレーカ が落ちているとき〜
A 漏電ブレーカ が落ちているときは、
1.配線遮断器を全部下げてください。
2.漏電ブレーカを上げてください。ブレーカが上がらないときは、電気工事屋さんに見てもらってください。
3.配線遮断器を1個ずつ10秒位の間隔で上げてください。
4.配線用遮断器を上げて漏電ブレーカが落ちた回路が漏電していると思われます。この配線遮断器は下げておきます。
5.残りを2〜4をくりかえします。
6.下げてある配線遮断器の回路にささっているコンセントプラグを抜きます。(外にあるコンセントもお忘れなく)
7.下げてある配線用遮断器を上げます。また落ちるなら、電気工事店に見てもらってください。
8.落ちなければその回路にささっていたコンセントプラグを差し込んでいきます。
9.差し込んで漏電ブレーカが落ちたら、その器具は修理に出すか、取り替えてください。
10.これらをやって解決しなかったら、至急電気工事店に見てもらってください。
ここでワンポイント
漏電ブレーカの落ちる原因の中で多いのは、器具の故障や雨水が入って漏電したり、動物にかじられたり、コンセントにホコリがかぶっているなど、
です。最後のホコリに関しては、とくに冷蔵庫の裏やタンスの裏にあるコンセントが多いので、定期的に掃除をするといいでしょう。
以上のことは参考です。電気工事店に見てもらうのが安全で最良の方法です。ご自分でされる場合は自己責任で、十分注意して行ってください。
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