失敗・無知を隠すべからず

社員として最も許されない事は、ミスをする事である。
ミスをする事はだれにでもある。
しかし｢上司に怒られるから」 ｢これぐらい自分で何とかできる｣
などと言ってミスをした事実を隠そうとすれば、
会社にとっての被害は大きくなるばかり。


ミスを犯した時の唯一かつ最も有効な対処法は、
出来るだけ早い時期にしかるべき立場の人に報告し、
指示を仰ぐことなのだ。
仕事とは自分の担当分だけで完結するものでない。
必ず他の人とつながりがある。た
とえどれだけ小さな仕事に思えたとしても、
それは大きな仕事の一部なのだ。
ミスを放置したり 、一人で何とかしようとして事態を悪化させれば、
全体に大きな 影響を与える事になるのだ。

だからこそ、早めの報告が必要なのだ。
確かに、上司は怒るかもしれない。
しかし、その経験は2度と同じ過ちをしないという決意につながり、
きっとあなたを成長させてくれるはずだ。

同様に｢知らない｣事を隠すのも罪である。
商品知識・業界用語を知らなければそれだけミスも増える。
それを 防ぐ手段はただひとつ。恥ずかしがらず、分からない事を認め
周りの人にどんどん質問することである。
そのままにすれば周囲に迷惑をかけ
上司・先輩の時間と労力をムダにすることになる。